2016年3月から2年間走っていた帝塚山学院100周年記念の阪堺電気軌道ラッピング車両(初代)に代わって、新しいデザインで2代目が運行されています。
今回デザインされたのは、帝塚山学院高等学校 ヴェルジェコース 美術・映像・デザイン専攻 3年生(2018年2月現在)川口さんです。
コンセプトは、「走り続ける帝塚山学院」。
白を基調とした明るくすっきりとした意匠です。
川口さんは、「学院カラーのえんじ色と泉ヶ丘カラーの紺色を使いました。近未来的なデザインにしたく、流れるような斜めの線に大きな丸を入れ、インパクトを出しました。」園児、児童、生徒、学生の躍動的な姿について、「阪堺電車の歴史と一緒に帝塚山学院の歴史がこれからも未来に向かって走り続けるように願ってデザインしました。」と、述べておられます。桜の花びらの散りばめられたこの一両は、2018年3月20日の出発式のあと、2020年3月まで、約2年間運行される予定です。